四十九日の迎え方
死者の霊は(仏教では)亡くなった日から7週間(四十九日間)はこの世とあの世をさまよっているとされています。この期間は、死から新しい生へと生まれ変わる準備をしているのです。
その間に遺族が丁寧に冥福をお祈りすることによって、亡くなった人は、初めて無事に極楽浄土に送り届けられる(浄土真宗を除く)とされています。
神式では死後50日目を「50日祭」として祭ります。
この期間は「忌中(きちゅう)」といい、四十九日が過ぎると「忌明け」となります。
そして忌明け法要は、親戚縁者を招いてお寺様にお参りいただき、故人の成仏をお祈りします。
四十九日までの流れ(ー般例)
初七日忌まで
・香典帳の整理
・葬儀後の挨拶回り
・忌明け法要の準備
二七日忌まで
・菩提寺の僧侶へ忌明け法要日時の連絡
・法事案内状の作成→発送(参列者の出欠)又は連絡
・食事会場の予約
・生命保険の需給手続き
・年金の停止
・納骨、預骨の手配(納骨が法養時の場合など)
・需給手続き
・免許証、保険証などの返却
三七日忌まで
・本位牌の手配
・返礼品の手配、発注
・供物、供花、引き菓子などの手配
・法要後の個別届け返礼品選び発注
五七日忌(三十五日忌)
三十五日忌法要の場合
納骨:寺院僧侶へのお布施
法要:寺院僧侶へのお布施
※個別届け返礼品を法要前後に発送
六七日忌
・四十九日法要.の確認
七七日忌(四十九日忌)
四十九日忌法要の場合
納骨:寺院僧侶へのお布施
法要:寺院僧侶へのお布施
※個別届け返礼品を法要前後に発送
法事用供物のご案内
法要セット 21,600円
セット内容
・本堂用生花
・墓地用生花
・積団子一対
・菓子折
・果物籠
・四十九日餅
※その他、仏酒、返礼品、料理の手配などお気軽に相談ください
※セットは当日お寺様へ配達いたします
四十九日の守り方(旧・庵原郡に多い例)
※この守り方は地域やお寺様により異なりますのでご注意ください
毎日のこと
朝、水を供える
古い水は庭の草木などの生き物に返してあげる。
お膳をお供えする
少なくとも一日一回は新しいものに変える。
(本来は1日3回)
仏様は湯気を召し上がると言うので温かいものをお供えし、20分から30分後にさげて自分たちの食事と一緒に食べる。
七日ごとのこと
お墓参り
温かいお茶を持っていき、墓地の湯呑みにお茶をお供えする。
七枚塔婆
1枚づつ墓地に持って行きます。都合が悪ければ自宅で裏返しにしておく。
※当たりの日を過ぎないように気をつけましょう。
ワンプ
位牌を覆うカバーを言い、七日ごとに徐々に上にずらす。(ずらす目安は文字1文字程度)
その他
お供え物などは悪くなる前にお召し上がりください。痛みにくいものをお供えすると良いでしょう。
また三角の積み団子は7日ごとに新しいものに換えます。落雁(らくがん)でできたものでも良いでしょう。
お亡くなりになられてから通夜・葬儀まで
無料でお見積り・パンフレットをお渡しいたします